受精・培養

卵子と精子の準備ができたら体外受精を行います。通常の体外受精は、多数の精子が泳いでいる中に卵子を入れて自然に近い状態で受精させます。受精した受精卵(胚)は、インキュベーターの中で培養します。採卵後2日目の分割胚または5~7日目の胚盤胞というステージで移植を行います。

イメージ1:受精・培養

4細胞期胚(採卵後2日目)

イメージ2:受精・培養

胚盤胞(採卵後5日目)

顕微授精法(IMSI)

精子数や運動精子が少ない、または採卵した卵子の状態を考慮して、通常の体外受精では受精する可能性が低いと考えられる時に行う技術です。卵子1個に精子1個を針で直接注入して受精させます。当院では、高倍率の顕微鏡下で精子の形態観察を行ってから顕微授精を行う『IMSI』を行っています。より質の良い精子を選別することで妊娠率が向上し、流産率が低下します。

イメージ1:顕微授精(IMSI)

精子の形態(特に精子の頭部)を高倍率(600倍から1000倍)で観察し、質の良い精子を選別します。

イメージ2:顕微授精(IMSI)

細い針を用いて、卵子に負担のかからない顕微授精を行っています。受精率は80~85%以上であり、常に高い受精率を維持しています。

胚盤胞培養(Blastocyst Culture)

受精卵を体外で通常より長い5日から7日間培養し、着床前の胚盤胞まで培養します。胚盤胞まで発育しないこともありますが、着床率は通常の4細胞期移植の2倍以上であり、卵管異常のある人や移植回数の多い人には極めて有効です。

卵子孵化補助(Assisted Hatching)

胚盤胞を移植する際、胚盤胞の周りの透明帯を除去する操作です。この操作は、過去に子宮外妊娠などの卵管性の異常が予想される場合、胚発育が遅い場合、ホルモン調節下の移植法の場合などに着床率を向上させることができます。

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